2021年11月12日

グダグダの証明

さて、前回の続きとなります。
6÷2(1+2)の答えが1か9か。
数学的に考えるか、算数的に考えるかで、答えが変わってくるという話です。

では、私の回答を述べていきます。

まず、答えが1となる場合について考えてみましょう。
6÷2(3)=6÷6=1
この場合は、2(1+2)を単項式つまり、2を係数として考えていますね。
数学ではよく使う 2aという感じでしょうか。
6a÷2a=4 となり、なるほどと思う方もいるかもしれません。しかし、上の式にあてはめると、6÷2aとなり。aに3を入れると答えは1となりますが…
2aは単項式ですが、aに数字の3を入れてしまうと、6となり、これは定数項となってしまいます。この微妙な違いが非常にひっかかります。私の考えでは、2を係数とするならば、やはり6÷2a=6/2a→3/a。係数とはあくまで文字にかかるものと考えるべきでしょう。
2(1+2)を単項式として考えること自体に無理があるように思います。

では、答えが9になる場合はどうでしょうか。
2(1+2)→2×3
この場合は、2と(の間に×があると仮定しなければなりません。
つまり、問題文を成立させるには
6÷2(1+2)  2と(1+2)の間には×があるとする。
この問題文でなければ成立しなくなります。


以上のことから、6÷2(1+2)は問題として不十分である。
よって、このような数式は存在しない。

これが、私の解となります。
(単項式の所が、うまく説明できませんでした。まるで数学的帰納法を勉強している感覚になりました。)

さて、皆さん私の証明はどうでしょうか。考え方にはいろいろあると思いますので、ぜひ皆さんも挑戦してみては、いかがでしょうか。


久しぶりの数式証明 何よりも、自分の考えを文章で表現しきれないことに
驚いたかも店F
posted by 正木浩二 at 08:55| Comment(0) | 豆知識
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