お久しぶりの投稿になってしまいました。
前回の投稿から今日までの間に、またかも店に戻ってまいりました。笑。
さて、郷土の偉人第三段は、中野武営(ぶえい)さんです!
皆さんは、自分の生まれ育った故郷がいつどんな経緯で成立したのか、ご存知ですか?
郷土の偉人シリーズ第3弾は、香川県を香川県にした人、中野武営を紹介します。
さて、香川県はどのようにして現在の香川県になったのでしょうか。
明治の初期、廃藩置県が行われたことは学校で習った通りです。高松藩は高松県に、丸亀藩は丸亀県になりました。この二つの県が合併し、初めて「香川県」になりました。
ところが、2年後には廃止され、徳島県に編入されます。その2年後には徳島県と分離し、再び香川県となります。
更にその翌年、今度は愛媛県に編入されてしまうのです。
この独立と編入を繰り返して忙しい香川県を、完全に香川県として独立させたのが、中野武営さんです。
武営さんは、政治家や実業家として活躍していました。
地元香川県と東京の要人らと連絡と取りつつ分県運動に奔走し、香川県を独立させる事に成功したのです。
この功績から、「香川県独立の父」と呼ばれています。
もし武営さんらの働きがなければ、香川県は現在存在していなかったかもしれませんし、形が違ったかもしれませんね。
因みに、香川県は47都道府県中47番目、つまり最後に完成した県らしいです。
武営さんは香川県の銀行や電力会社などの設立に関わったり、東京でも鉄道会社や株取引所などの社長や理事に就任するなど、実業家・財界人として活躍しました。
最近話題の渋沢栄一氏とも交流があったそうですよ。
他にもいろいろな事に貢献された方なので、詳しく知りたい方は是非検索してみてくださいね。
かも店 U
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