2018年11月15日

維新回天

もうすっかり秋ですね。
焼き芋美味しいですね!(^〇^)

さて、毎年この季節になると坂本龍馬の話題を必ずどこかで目に耳にします。
そう、11月15日は龍馬さんの誕生&暗殺された日なんですね。
1867年11月15日、京都・近江屋で同郷の志士・中岡慎太郎と共に凶刃に倒れました。
この時の逸話は何かいろいろ有名ですね?

歴史ファン以外からも人気の龍馬さん、ですが…
中岡慎太郎好きの私からすると「ちょっと待って」と言いたい事多数です。
・当時の日本で「日本国」という概念を持っていたのは龍馬さんだけ。
・「薩長同盟」を考え行動し、結び付けたのは全て龍馬さんの功績。
・「大政奉還」を考えたのは龍馬さんくらい。実現したのも龍馬さんのおかげ。

いやいや、待て待て…そんな事はない。
鎖国中でも外国との貿易を完全に遮断している訳ではありませんし、幕府のお役人はエリートですから、国内外の事情はある程度知識としてはあったと思われます。
それに、黒船が来たり生麦事件とか起こったり、庶民にも外国の存在は知られていたでしょうし。だから、このままでは日本が危ないと考えた志士達が立ち上がった訳ですよね。
そして、「薩長同盟」「大政奉還」。幕末の重要キーワードですね。
この二つの出来事、全て龍馬さんの功績という方がいらっしゃいますが、とんでもない。
龍馬さん以外にも薩摩と長州に手を組ませる事を考え、実際に行動に移した人。幕府の実権を朝廷に返して、戦を避けようと考えた人。全国にたくさん居ます。
実際、中岡さんも薩長同盟を考え、主に長州側で活動しました。
大政奉還論だって、龍馬さんより早い時期に考案したけれど、国内の情勢を見て、大政奉還させると内乱が起こると予測して取り止めてるんですからね!これマジ。

こんな事書いてますが、別に龍馬さんの事が嫌いな訳ではありませんよ。
私が嫌いなのは、変に英雄・神格化された龍馬さんであって、史実の坂本龍馬は嫌いじゃないのです。
何だか、司馬遼太郎の影響が大きいと思うんですよね。
司馬遼太郎の書く文章は面白いです。史実かのようにフィクションを書くのが上手いのです。作家としては最の高!
史実とフィクションを分けて考えて欲しいな〜と思うのです。

今年は明治維新150周年。
各地で様々なイベントが開催されているようですので、お暇なら足を運んでみては如何でしょう?(私も高知行きたい(^∀^)


※この記事は個人的な意見です。全国の龍馬ファンを貶める意図は断じてありません。


あおい調剤薬局 U
posted by 正木浩二 at 09:53| Comment(0) | 日記